【6年プレイした結論】フォートナイトは小学生に本当に危険? 年齢制限の真実と保護者がすべき対策
6年間のプレイ経験と攻略本出版経験者が語る正確な情報
攻略本フォートナイト神業まとめの執筆(建築部門)を担当しました!
「フォートナイトは小学生に危険」は本当か?
「フォートナイト 小学生 危険」「フォートナイト 年齢制限」といったキーワードで検索される保護者の方が多くいらっしゃいます。お子さんがフォートナイトをやりたいと言い出したとき、あるいはすでにプレイしているとき、保護者として心配になるのは当然です。
しかし、インターネット上には実際にプレイしたことがない方が書いた記事も多く、
- ゲームの基本的な仕組みが間違っている
- 年齢制限について誤った情報が書かれている
- 課金システムが正しく説明されていない
- 過度に不安を煽る内容になっている
といった問題があります。この記事では、2018年のシーズン3からフォートナイトをプレイし、攻略本の共同出版にも携わってきた筆者が、
- フォートナイトは本当に小学生にとって危険なのか
- 年齢制限の正しい情報
- 保護者が本当に注意すべきポイント
- 具体的な対策方法
について、6年以上にわたり10代から40代までの幅広いプレイヤーと交流してきた経験から、正確な情報をお伝えします。
フォートナイトの年齢制限について(正確な情報)
まず、保護者が最も気になる「年齢制限」について正確な情報をお伝えします。
CEROレーティング:15歳以上対象
フォートナイトは日本のCERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)で
- 「C:15歳以上対象」に区分されています
- 理由は「暴力的な表現を含む」ため
- ただし、血が出る表現はありません
これは「推奨年齢」であり、法的な禁止ではありません。つまり、15歳未満の小学生がプレイすることは法律で禁じられているわけではなく、各家庭の判断に委ねられています。
競技イベント(大会)の参加制限:13歳以上
インターネット上でよく見かける「年齢を偽ると永久凍結」という情報は、
- 賞金が出る公式の競技イベント(大会)についてのルールです
- これらの大会に参加するには13歳以上である必要があります
- 普通にゲームをプレイするだけなら年齢制限はありません
つまり、小学生がフォートナイトをプレイすること自体に年齢制限はなく、賞金付きの大会に出場する際にのみ13歳以上という制限があるということです。
各プラットフォームの制限
よくある誤解として「Switchだと有料」「18歳以上でなければ1人でプレイできない」といった情報がありますが、
- フォートナイトは全てのプラットフォーム(Switch、PlayStation、Xbox、PC、スマホ)で基本プレイ無料
- 年齢によるプレイ制限も特にありません(保護者の設定による制限は可能)
フォートナイトは本当に危険なゲームなのか?
結論から言うと、
- フォートナイト自体が特別に危険なゲームではありません
- 他の多くのゲームと比べて血が出る表現がなく、残虐性は抑えられています
- ただし、オンラインゲーム特有のリスクは存在します
6年間、10代から40代まで幅広い年齢層のプレイヤーと交流してきましたが、「フォートナイトをプレイしたことで暴力的になった」という事例は見たことがありません。確かに競技性のあるゲームなので、負けたときに悔しさを感じたり、煽られて腹が立つこともあります。しかし、それはスポーツでも同じことです。
フォートナイトとは?正確な説明
フォートナイトは、最大100人のプレイヤーが参加するバトルロイヤルゲームです。基本プレイは無料で、Nintendo Switch、PlayStation、Xbox、PC、スマートフォンなど、様々なプラットフォームでプレイできます。
ゲームの流れ(正確な説明)
- バトルバスから島に降下する:よくある間違いで「島に渡る」と書かれていますが、実際は空中のバトルバスから好きな場所にパラシュート降下します。
- 武器やアイテムを集める:建物や宝箱から武器、回復アイテム、素材(木、レンガ、鉄)を入手します。
- 建築要素を活用する:「建造物を作る」という表現は誤解を招きます。実際は、壁・床・階段・屋根の4種類のパーツを素早く組み合わせて、やぐらを作ったり、防御壁を張ったりします。また、作った構造物を「編集」して窓や出入り口を作ることができます。これがフォートナイト独自の戦略性を生んでいます。
- 他のプレイヤーと戦う:ストームと呼ばれる円形のエリアが徐々に縮小し、プレイヤー同士の戦闘が起こります。
- 最後まで生き残った人が勝利:ソロ(1人)、デュオ(2人)、スクワッド(最大4人)など、様々なモードがあります。
フォートナイトの特徴と他のゲームとの違い
1. 残虐表現が少ない
フォートナイトの最大の特徴は、
- 血が出る表現がない
- 倒されたキャラクターは消滅するだけ
- カートゥーン調のグラフィック
「人を殺めるゲーム」という表現を見かけますが、実際のゲーム内の表現は非常にマイルドです。他の多くのシューティングゲームと比較しても、暴力的描写は控えめに作られています。
2. コミュニケーションツールとしての側面
現代の子どもたちにとって、フォートナイトは単なるゲームではなく、友達とつながるコミュニケーションツールでもあります。離れた場所にいる友達と同じ時間を共有し、ボイスチャットで会話しながら協力プレイができます。
3. クリエイティブモードについて
「自分でゲームを作れる」という情報がありますが、これはクリエイティブモードのことを指しています。ただし、実際にこの機能を使いこなしているプレイヤーは少数です。大半のプレイヤーは、バトルロイヤルモードを楽しんでいます。
課金システムの正しい理解
基本プレイは完全無料
よくある誤解として「Switchだと有料」というものがありますが、
- フォートナイトは全てのプラットフォームで基本プレイ無料
- 課金しても強くなるわけではない(Pay to Winではない)
- 課金で購入できるのは見た目(スキン)のみ
スキンとコスチュームについて
「キャラクターのスキンやコスチュームを変更」という表現を見かけますが、
- スキン=キャラクターの外見全体
- 最近では車のスキンやペットも実装されている
- エモート(ダンスや動作)も購入可能
バトルパスとは
シーズンごと(約3ヶ月)に1,000円前後で購入できるバトルパスでは、プレイを続けることで限定スキンやエモートなどの報酬を獲得できます。課金要素の中では最もコストパフォーマンスが高いといえます。
年齢制限について(正確な情報)
CEROレーティング
フォートナイトは日本のCERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)で「C:15歳以上対象」に区分されています。これは暴力的な表現を含むためですが、前述の通り血の表現はありません。
競技イベントの参加制限
よくある誤解として「イベント参加で年齢を偽ると永久凍結」というものがありますが、これは
- 賞金が出る
- についてのルールです。単なるゲーム内イベントの参加に年齢制限はありません。
小学生がフォートナイトをプレイする際の本当のリスク
ここからは、小学生がフォートナイトをプレイする際に保護者が本当に注意すべきポイントを解説します。これらはフォートナイト特有の問題ではなく、オンラインゲーム全般に共通するリスクです。
1. 仲間外れ・キック問題
これは確かに起こりうる問題です。ただし、
- フォートナイト特有の問題ではなく、子どもの人間関係の問題
- リアルでもドッジボールやサッカーで同様のことは起きる
- 小学生の友人関係は流動的で、昨日の親友が今日は絶交ということも日常的
対策:お子さんの様子を観察し、過度に執着している様子が見られたら、他の遊びを提案したり、一時的にゲームから距離を置かせることも検討してください。
2. 言葉遣いの問題
ゲーム中に乱暴な言葉を使うことがあるという指摘は事実です。ただし、
- ゲーム外でも子どもは同様の言葉を使っている場合が多い
- ボイスチャットで親に聞こえるため、普段見えない言葉遣いが明らかになっているだけ
- 競技性の高いゲームでは感情的になりやすい
対策:イヤホンではなくスピーカーでプレイさせることで、ボイスチャットの内容を把握できます。不適切な言葉遣いをしたら注意し、なぜその言葉を使ってはいけないのか話し合いましょう。
3. 無断課金のリスク
これは最も注意が必要な問題です。
- 親のパスワードを覚えて無断で課金するケースがある
- プリペイドカードを自分のお小遣いで購入して課金するケースもある
- 「デフォルトスキン(初期スキン)だとバカにされる」というプレッシャーを感じる子もいる
対策:ペアレンタルコントロールで課金を完全にブロックする設定が可能です。また、定期的に利用明細を確認しましょう。
保護者ができる具体的な対策
1. ペアレンタルコントロールの活用
フォートナイトには充実したペアレンタルコントロール機能があります。
- ボイスチャットのオン/オフ
- 課金の制限
- プレイ時間の報告
- フレンド申請の承認制
2. 親子でルールを決める
一方的に禁止するのではなく、話し合いでルールを決めることが大切です。
- プレイ時間(例:平日1時間、週末2時間)
- 課金は家族で相談してから(または完全禁止)
- 宿題が終わってから
- 知らない人とのボイスチャットは禁止
3. ゲームの内容を理解する
可能であれば、保護者自身もフォートナイトを少しプレイしてみることをお勧めします。
- どのようなゲームか体験できる
- 子どもとの共通の話題ができる
- 親子大会に参加する機会もある
4. スピーカーでのプレイを推奨
イヤホンではなくスピーカーでプレイさせることで、ボイスチャットの内容を把握できます。ただし、子どもの楽しみを奪わないよう、必要以上の干渉は避けましょう。見守りのツールとして活用することが大切です。
よくある誤解を解く
誤解1:「このゲームをやると暴力的になる」
6年間、10代から40代まで幅広い年齢層のプレイヤーと交流してきましたが、フォートナイトをプレイすることで現実世界で暴力的になったという事例は見たことがありません。もし問題行動が見られる場合、それはゲームではなく、もともとの性格や家庭環境、友人関係などの要因が大きいと考えられます。
誤解2:「小学生に大人気」
最盛期(2018-2020年頃)は確かに小学生に絶大な人気がありましたが、現在は落ち着いています。マインクラフトやスプラトゥーンの方が人気があるという調査結果もあります。
誤解3:「オンラインゲームは10年前にはなかった」
オンラインゲーム自体は10年前(2015年頃)にも普通に存在しました。バトルロイヤルというジャンルが登場したのが比較的新しいというだけです。
フォートナイトの良い面
1. 戦略性と創造性
単なる撃ち合いではなく、建築要素を組み合わせた戦略的なゲームプレイが求められます。瞬時の判断力、空間認識能力、創造性が育まれる側面もあります。
2. チームワークとコミュニケーション
スクワッドモードでは、仲間との連携が勝利の鍵となります。ボイスチャットで情報を共有し、協力する経験は、オンライン時代のコミュニケーション能力を育てる一面もあります。
3. eスポーツとしての可能性
フォートナイトは世界的なeスポーツタイトルです。高校にはeスポーツ部がある学校もあり、「ゲームばかり」ではなく、将来の可能性の一つとして考えることもできます。
まとめ:フォートナイトは小学生に危険?結論と保護者がすべきこと
フォートナイトは小学生にとって特別に危険なゲームではありません。
年齢制限(CERO C:15歳以上対象)は推奨であり法的な禁止ではなく、血の表現もないため、他の多くのゲームと比べて残虐性は抑えられています。確かに競技性が高く、負けたときには悔しい思いをします。煽られて腹が立つこともあります。しかし、それはスポーツでも同じです。
大切なのは、
- 正確な情報を持つこと
- 子どもとルールを話し合うこと
- 適切な見守りをすること
- 問題があれば対話で解決すること
一律に「フォートナイトは危険」と決めつけるのではなく、お子さんの年齢、性格、友人関係などを考慮しながら、各家庭で判断することが重要です。
フォートナイトは本当によくできたゲームです。残虐性が抑えられており、戦略性と創造性が求められる質の高いゲームでもあります。
「よくわからないから禁止」ではなく、「理解した上で適切に付き合わせる」という姿勢が、オンライン時代を生きる子どもたちには必要なのではないでしょうか。
